ゴールデン・レトリーバー

ゴールデン・レトリバーとは

ゴールデン・レトリーバーは大型犬種の中でもっとも飼育しやすいものではないでしょうか。
実際、日本でも多くの家庭で飼われていて、過去10年以上にわたって常に人気犬種の10位以内にランキングされ続けています。
名前の通り、美しい金色の被毛はとても美しく、大型犬にありがちの怖さもあまり感じることない、扱いやすい犬種と言えます。

ゴールデン・レトリーバーはイギリスが原産の狩猟犬ですが、その出生については判明していないことが非常に多く、謎に包まれているといっても過言ではありません。
一番信憑性のある解説としては、19世紀の半ばにスコットランドの貴族であるツイードマス卿が、 レトリーバーの一種であるウェイビーコーテッド・レトリーバーを狩猟犬用に改良するためにツイード・ウォーター・スパニエルと交配したものが、ゴールデン・レトリーバーの誕生ではないかと言われています。

19世紀という時代は狩猟が生活の一部であったのと同時に、スポーツとしても盛んになってきた時期で、狩猟を行う猟師やスポーツハンティングを楽しむ貴族の間では鳥や獣を追い掛け回す強靭にな肉体と、冷たい水の中でも勇敢に飛び込むことができるお呼びの得意な狩猟犬を求めていました。
そこで、もともと猟犬として優れた能力を持っていたウェイビーコーテッド・レトリーバーと、泳ぎの能力に秀でたツイード・ウォーター・スパニエルを配合したということです。
その後も、さらなる能力の向上のために、動物の追尾能力に優れたアイリッシュ・セターやブラッドハウンドの血が加えられたりして、現在の姿に近づいてきたということです。

性格や外見の特徴

ゴールデン・レトリーバーは狩猟犬ということもあって、外見は非常にたくましく、筋骨隆々といった感じです。
日本ケンネルクラブのプロフィールによると、体高は60センチ前後で、体重は60キロ程度が理想的だということです。
首や前肢部分も非常に幅広く、均整のとれたしなやかなラインをしています。
ゴールデンという名前の通り、金色の被毛も美しく、見た目にも優雅な感じが漂います。

また、被毛は少しウェーブがかかっているのも特徴の一つです。
ゴールデン・レトリーバーが大型犬にもかかわらず、ここまで人気となったのはその性格によるところが大きいと思われます。
もともと狩猟犬ということで性格が荒いのではないかとか、獰猛で怖いのではないかと勘違いしている人もいるかも知れませんが、その性格は非常に温和でおとなしく、威圧感のようなものはまったくありません。
これは、狩猟犬の特徴である「飼い主のいうことをよく聞く」という性格が前面にでているからだと思われます。
また、頭が非常に良いことも特徴の一つであり、飼い主の考えていることを理解することができると言われます。

飼育する上で気をつけることとしては、やはり運動をさせてあげるということでしょうか。
狩猟犬ということもあり、ゴールデン・レトリーバーは走り回るのが大好きですし、投げたボールを取ってこさせるというようなゲームも大好きです。
ストレスがたまらないように積極的に触れ合うように心がけましょう。