グレート・デーン

実はドイツ生まれのグレート・デーン

グレート・デーンは、「大きなデンマーク」という意味の名前ですが、実は原産地はデンマークではなくドイツとなっています。
グレート・デーンは、とても体力が強く賢いので、ヨーロッパ各地で様々な目的のために活躍してきました。

グレート・デーンの発祥は17世紀とされていますが、その頃から勇敢な性格と高い運動能力、飼い主への忠実さなどから猟犬として用いられてきました。
また、過酷な状況でも動じない精神力を持っていることもあって、世界大戦の最中には軍用犬としても用いられています。
現在でも、災害救助犬や警察犬、空港での麻薬犬や警備犬として使われていて、その能力の幅の広さは世界中の人が知るところとなっています。

もちろん、家庭でペットとして飼うという目的のためにもグレート・デーンは大変優れていて、飼い主に忠実で温和な性格をしていますので、安心してどの家庭でも飼うことができます。
温厚な性格をしていますので、子どもとの接触にも不安感を持つことなくいられますので、家族が多い家庭でも大丈夫でしょう。

犬の中のアポロとさえ呼ばれる性格の良さ

グレート・デーンの素晴らしさは身体能力の高さや賢さに留まりません。
とりわけ、温和で穏やかな性格が大勢の人々の心に影響を与え、貴族たちにも愛されるようになります。
高貴な性格の持ち主であるという見方が広がって、神話の中でも特に高い地位に就く太陽神アポロになぞらえて、「犬の中のアポロ」とさえ呼ばれるようになります。

こうした性格の良さのため、ヨーロッパから世界中に輸出されると、グレート・デーンを愛する大勢のファンが生まれ、現在では日本を始めとする世界各国で大勢の愛好家がグレート・デーンを飼っています。
また、繁殖のいろいろな土地で進み、個体数が安定しているのも特徴です。

もっとも、土地が狭い日本では、簡単に大型犬であるグレート・デーンを飼うというわけにはいかず、都市部での飼育が難しいのが現状です。
しかし、土地があってこの犬種についての知識がある人は、好んでグレート・デーンを飼っています。

超大型犬なので扱いには注意する

グレート・デーンはオスで80センチ以上、メスで72センチ以上にもなる超が付く大型犬です。
また、体は筋肉質で力も強いので、扱いには注意するようにしましょう。
特に散歩に行くときには、子どもにリードを持たせると危険なこともあります。

元々は少し長めの短い耳ですが、断耳をすることもあり、多少の違いがあります。
短毛で白色や黒がメインの毛となっていてすぐに見分けがつきます。
体格の良さが特徴的で怖い印象を与えることもありますが、とても穏やかで人に慣れやすい犬ですので、ペットとして向いていると言えるでしょう。