アイリッシュ・ウルフ・ハウンド

アイリッシュ・ウルフ・ハウンドとは

アイリッシュ・ウルフ・ハウンドは、名前にある通りアイルランド原産の大型犬です。

紀元前1500年頃にギリシャからアイルランドに来たと考えられており、アイルランドでは更に大型になりました。

堂々とした外見であり、威厳に満ちた外見と勇猛な性格はローマの人々に気に入られ、ローマへの贈り物ともされています。また391年にはアイリッシュ・ウルフ・ハウンドに関する記述も見つかっています。

原産国のアイルランドでは高い評価のある犬であり、数々の武勇伝もあります。勇猛な狩猟犬という意味のク・ファオイルが付けられています。狼や大鹿も仕留めることが出来るので、漁師からは重宝されていました。

17世紀頃の絵画の中にもこの犬に似た絵があり、人気を伺わせます。

しかし、贈り物としてアイルランド国外へ放出され、次第に減少して個体数が少なくなっていきます。絶滅に近い状態になると、G.A.グラハムという人が交配させ繁殖に着手し、絶滅を間逃れ現在に至っています。

外見の特徴

狩猟犬の中でも背の高い犬であり、がっしりとした体つきをしています。

体格は大きいですが、敏捷であり力もあります。
このために、大きな獲物を捕らえることも出来、狩猟犬としてとても優秀です。

また歩き方は大きな体格とは似合わずに、ゆったりと優雅に歩きます。

体毛が多く、寒さなどから守る役目を果たしており、同時に敵の牙からも守り、特に目の周りや顔周りは毛が多く、重要な部位を毛で守っています。

特徴としては、身体は大きいですが、耳は小さく尾が長くカーブしていて毛で覆われています。

性格

大きな体格ですが、見た目とは違い優しく穏やかな犬として知られており、ペットとしても人気があります。

いつも落ち着きがあり物静かで、強い忍耐力を持っています。

大型犬ではありますが、子供や他の犬やペットとも仲良く過ごします。

しかし時には、見知らぬ人には強い警戒心を抱いて攻撃的になることもあり、注意が必要です。

ペットとして飼う場合の注意点

大型犬なので気軽に飼うというわけにはいかず、慣れるまでは通常の犬や小型犬よりも飼育は大変です。飼うのは大変ですが、その勇猛な姿は多くの人を魅了もします。

この犬は狩猟犬であり、毎日運動は欠かせないので、長い時間散歩に連れて行ったりすることが必要です。

屋内でも十分に動けるスペースが必要であり、のびのびと出来、寝床は柔らかい場所を用意してあげて下さい。

体毛は週に1回か2回のブラッシングを行い、時々は抜け毛を取り除いたり、まとまりのない毛は切ったりしてあげることも必要です。

寿命は5歳から7歳ぐらいです。

麻酔には敏感ですので、病気などで治療する場合には十分注意した方が良いでしょう。