サルーキ

サルーキについて

もっとも古い歴史を持っている犬と言われており、紀元前数千年というエジプトの墓に書かれていたと言うぐらい、古くから存在している犬です。
サルーキという名前は、古代文明セレウキアに由来しており、アラビアの遊牧民達が砂漠でガゼルなどの獲物を仕留めるときに、狩りをさせていました。

イスラム教の中では犬は汚れた存在と考えられていましたが、サルーキは例外とされ、高貴なものとまで言われていました。
狩猟犬として活躍し、人間と一緒にテントで眠ることもあり、遊牧民の族長に丁寧に扱われており、とても丁寧に育てられてました。

この時代からサルーキは、多種の犬との交配は禁じられていたので、何世紀も純血が守られ引き継がれていきます。
遊牧民が徐々に活動範囲を広げていくのと同時に、サルーキも中東の広い範囲に広がっていき、それぞれの地域でいくつものバリエーションのあるサルーキが誕生します。

1900年代に入ると、欧米で愛犬家達によって注目されます。
しかしその頃から狩りのスタイルは車を使うようになり、次第にサルーキは減少していきます。
現在でも狩りに使われるサルーキはいますが、美しい外見からショードッグとして使われることが多くなっています。
この犬は別名としてペルシャン・グレーハウンドやガゼル・ハウンドやタツィーの名前もあります。

性格や外見

グレーハウンドのような体格であり、対照的なシルエットは優美な印象を与えます。
スピードと耐久力を備えており、砂地や岩山地帯でもガゼルなどの獲物を捕られることが出来、俊敏に動くことが出来ます。
毛は滑らかで絹のようであり、軽やかな長い毛が耳やしっぽや指の間などに見られます。
中東で何千年にもわたって改良が行われてきたので、様々なバリエーションがあります。

子供とも優しく接する事が出来、飼い主にも忠実ですが、自分から感情を表わすことはあまりありません。
家の中ならいつも大人しくして、暖かい場所に陣取ろうとします。
また素早く動くものなどを追いかけたりすることもあります。

飼うなら毎日運動させる必要があり、長めの散歩やジョギングをさせましょう。
暑すぎる場所は苦手なので、夏場なら涼しい家の中などで飼うと良く、冬でも雪の中などでも走り回りますが、長時間寒い場所にいさせるのは止めましょう。
硬い床に寝ると皮膚が硬くなることがあるので、寝床は柔らかいマットなどを用意して上げましょう。

食べものに対して好き嫌いの激しく神経質になる犬です。
毛は柔らかく手入れする場合は、時々ブラッシングをして上げるだけで十分です。
もしも毛が玉になったりしているときは、週に1回ぐらいはコーミングして上げた方がいいでしょう。