スタンダード・プードル

猟犬として活躍していた歴史もあるスタンダード・プードル

スタンダード・プードルの発祥地は中央アジアかロシア付近だと考えられています。
歴史が下るにつれてドイツなどのヨーロッパに移動していき、そこで人々に様々な仕事を与えられるようになります。

体力があり体が丈夫なので荷物を運ぶ仕事をしたり、番犬として働いたりしていました。
そして、泳ぎが上手だということが分かると、水辺で猟犬として活躍するようになりました。
プードルという名前は、泳ぐという意味を持つ現地の言葉から来ているほどです。

また、スタンダード・プードル独特のポンポンスタイルのカットは、水面で猟犬として働いていた時の名残です。
泳ぎやすいように無駄な毛をカットして、心臓が冷えないようにその部分を残すとともに、水辺の目印になるように尻尾に毛を残したのが始まりなのです。

このように使役犬、猟犬として活躍したスタンダード・プードルですが、時を経るにつれてそのかわいらしさに注目が集まり、ペットとして飼われるようになりました。
フランスでは貴族が愛玩動物として飼っていたこともあり、そのかわいらしさは多くの人に認められるようになり、現在でも愛玩犬の代表格として世界中で愛されています。

とても人になつき賢い犬種

スタンダード・プードルは、体長が45センチ以上になる大きな体格の持ち主です。
しかし、ペットとして飼われるようになると小型化のための交配が進むようになり、現在ではミニチュアサイズのプードルに人気が集まるようになっています。
どのサイズでも特に能力や性格に差はなく、全体的にとても人が好きで遊びたがるという傾向を持っています。

人に対する警戒心が薄いので、初めて見る人であってもすぐになつき、一緒に遊びたがります。
場合によっては、人に関心を示されないとストレスに感じ、いつでも自分のことを構ってほしいと、飛びついたり甘噛みしたり、吠えたりすることもあるほどです。
上手に愛情を注いであげながら、愛犬との関係を保っていくようにしましょう。

頻繁にブラッシングしてあげてきれいな毛の状態を保つ

スタンダード・プードルの特徴の一つは、やはりきれいにカールした毛でしょう。
抜け毛が少なめですので、手入れも簡単ですし、室内で飼っても掃除が楽というメリットもあります。
しかし、ブラッシングを定期的にしてあげないと、すぐに毛がまとまりフェルトのようになってしまいますので、少なくても2、3日に一回はブラッシングをしてあげるようにしましょう。

また、スタンダード・プードルはクッシング症候群など遺伝的になりやすい病気が存在します。
症状が現れていないとしても、定期的に動物病院を受診して、検査を受けると早期発見、早期治療がしやすく安心です。