イングリッシュ・コッカー・スパニエル

イングリッシュ・コッカー・スパニエルについて

大型犬のスパニエル系でもイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、狩猟犬として使われていたランド・スパニエルから枝分かれしていった犬だと考えられています。
ランド・スパニエルには大型の犬と小型の犬の2種類に分かれていましたが、元々は同じ種類でバリエーション違いと見られていました。

しかし1892年になると、それぞれ別の種類の犬と区別され、小型犬はコッカー・スパニエルという種類の犬と定められました。
さらに1901年になると、どちらの犬も遺伝子では類似しており、優れた能力も受け継いでいるために、分類としての区別は排除されます。

コッカー・スパニエルはその後アメリカ産とイギリス産の2種類に分かれ、イギリス産はイングリッシュ・コッカー・スパニエルとなり、アメリカ産はアメリカン・コッカー・スパニエルとなります。
そして1946年にはイングリッシュ・コッカー・スパニエルは別の犬種として定められます。
アメリカではやはりアメリカン・コッカー・スパニエルの方が人気があるようですが、多くの国では、コッカー・スパニエルというと、イングリッシュ・コッカー・スパニエルを思い浮かべる人が多いようです。

性格や外見

狩猟犬として使われてきた犬であり、そのために藪の間などをすり抜けられるぐらいの大きさであり、大型犬として分類されますが体は小さい方です。
獲物を加えやすいように鼻口部が広くなっており、背は高めです。
毛は絹のように柔らかく、ウェーブがかかっているかまたはまっすぐに伸びています。
飾り毛もついていますが、これは体を守る役目をしており、全体的に毛深い犬ですが狩りの妨げにはなりません。

狩猟犬としての性格が強く、運動を必要とする犬であり、飼育するなら毎日運動させる必要があります。
長めに散歩させたり、野原で走り回させたりするのが良いでしょう。
またゲームを取り入れたりして、犬の好奇心を刺激するような運動をさせても、楽しく運動できるので、そのような運動を時々取り入れても良いでしょう。

陽気で好奇心が強く、飼い主に従順な性格であり、社交的であり飼い主と常に一緒にいることを望みます。
温暖な地域なら屋外で飼うことも出来ますが、基本は屋内で飼って、運動するときに外に出した方が良いです。

毛は週に2~3回ぐらいにブラッシングすれば良く、それほど手入れは大変ではなく、2ヶ月に1回ぐらいは頭や足や尾などの毛をカットして上げると良いでしょう。
もしも自分でカットを行うのが難しいなら、トリマーなどにお願いしても構いません。
また毛は長くなるので、耳の中は清潔に保つようにして、毎週お手入れをしてあげましょう。