プーリー

プーリーとは

プーリーは、9世紀の今のハンガリーにあたる地域で移動して生活していた民族が連れていた牧羊犬がこの犬の先祖だと言われています。

また体がチベタン・スパニエルに似ているために、この犬もプーリーの発展に何らかの影響を与えているのではないかと言われています。

中型犬ではありますが、そろほど大きな犬ではないのですが、羊の背中に乗って羊を制御したりと大変敏捷性のある犬です。

黒い体毛で覆われているために、羊の群れの中に紛れても一目で判別でき、牧羊犬としてはとても便利でした。また小さめの犬は牧羊犬に、大きい犬は番犬として使うというように体格によって役割も決めていました。

ハンガリーはオスマン帝国によって侵略され、その時に数々の犬も入ってきており、元々いたプーリーと異種交配して、現在のプーリーの元になっています。さらには、テリアタイプとも交配されて、プーミーという種類が誕生し、この犬らしい外見はほとんど失われました。

様々なサイズのプーリーが誕生しましたが、中型サイズが牧羊犬として評価が高いです。

その後もプーリーのサイズは多様化して、大型から小型まで様々なサイズのプーリーが誕生しました。現在は牧羊犬としてもペットとしてもドッグショーの犬としても活躍しています。

外見の特徴

ステップするように歩くのが特徴であり、敏捷性の高い犬です。

羊毛のように柔らかい下毛と、ウェーブのかかっている上毛の2重構造になっています。

この毛は長いので放っておくと自然とからまってきます。このために、定期的にブラッシングして毛並みを揃えてあげる必要があります。

性格

毎日運動はさせてあげましょう。牧羊犬としてのびのびと生きてきた犬なのでとてもエネルギッシュであり、好奇心旺盛です。いつも動き回りたく走るのが好きです。

用心深く周囲を警戒しますので番犬に向いています。他の犬には攻撃的になることもあり、吠え癖を持っている場合もあります。

ペットとして飼う場合の注意点

牧羊犬のような仕事をしてきた犬ですので、運動と適度な散歩やジョギングは必須です。それに加えて、ゲームやトレーニングもさせると良いでしょう。

飼う場合は暖かい地域なら屋外でも飼うことは可能です。

むだ毛の処理をする必要はありませんが、ゴミや誇りがからまって付きやすい毛なので、ブラッシングをしましょう、ブラッシングは時間があれば毎日、最低でも2日に1回は行いましょう。

また毛は絡まって束になりやすいです。定期的にほどいてあげましょう。シャンプーして濡らすと乾くのに時間がかかり1日かかることもあります。

ペットとして飼うなら毛をバリカンなどで剃っても問題ありませんが、プーリーらしさは失われます。