シャー・ペイ

シャー・ペイについて

中国原産の犬であり、紀元前200年頃の漢の時代に、中国南部に生息していたといわれています。
そして13世紀頃になると、この犬に似たしわのある犬の説明の記録が見つかり、昔から存在していたという証拠になりました。
しかし起源はどこにあるのかは、いまだわかっていません。
チャウチャウがこの犬と似ており中国発祥のために、共通の先祖の犬がいるのではないかと考えられています。

中国は近年共産主義を取り入れ、関係する書物はほとんど処分されてしまっているために、シャー・ペイの歴史を調べるのは、たいへん難しくなっています。
昔は農民の作業を手伝ったり、番犬として飼われたり、イノシシ狩りをしていたりと、多方面で活躍する犬だったようです。
そして、共産主義になりほとんどの犬が処分されてしまいますが、何頭かのシャー・ペイが香港や台湾に渡り、そこで繁殖されます。

そして繁殖が始まった頃には、アメリカにも持ち込まれ、1973年には絶滅しそうな犬だと言う記事が掲載され、そして世界的に珍しい犬だということもあり、愛犬家達がシャー・ペイを手に入れようとします。
そして絶滅の危機から逃れ、アメリカでも人々に親しまれ飼われるようになります。

性格

体に対して頭がやや大きい犬であり、特徴的なシワを持っています。
シワのおかげで他の犬などに噛みつかれても、体をひねるだけで振り払えます。
毛は長めの3cmぐらいのタイプと、短めの毛のタイプの2種類います。

耳と耳の幅が狭く、耳も小さく、目も小さいために、これらはすべて他の犬と戦うときは、相手からの攻撃を防御できる作りです。
しかめっ面のような表情や、大きな鼻はこの犬の特徴です。

いつも自信に溢れており、堅実独立心があります。
冷静で落ち着いており、自分から感情を表わすことの少ない犬です。
その反面献身的であり、飼い主やその家族を守ろうとし、見知らぬ人に対しては警戒心を持ち控えめに接します。
他の犬には攻撃的ですが、他のペットとは上手くやっていける犬が多いです。

もしも飼うなら、毎日刺激のある運動をさせる必要があり、活発に動くような運動や、刺激のあるゲームなどをさせて、十分に散歩させましょう。
屋外でずっと飼うよりも、屋内と屋外でバランス良く生活させると、従順な性格が育ちます。

毛は1週間に1回ほどブラッシングするだけで十分ですが、シワがあるので、シワの内側などは清潔にして細菌が繁殖しないようにしましょう。
シャー・ペイというのは中国語で、砂のような毛という意味があり、皮膚の表面がサンドペーパーのようになっており、毛を触ってみるとチクチクした感じがします。
肌が敏感な人が触ると、肌が荒れる場合もあるので、注意しましょう。