ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナウザーとは

ミニチュア・シュナウザーはその名前の示す通り、シュナウザーという犬種の中でもっとも小型のものを指します。
ドイツ原産のシュナウザーにはスタンダード・シュナウザーやジャイアント・シュナウザーといった種類もありますが、
ミニチュア・シュナウザーは比較的小型のスタンダード・シュナウザーにアーフェン・ピンシャーや
ジャーマン・プードルといった犬種を掛け合わすことでつくり出されました。
つまり、シュナウザーの中ではもっとも新しい犬種ということになります。

もともと、ミニチュア・シュナウザーがつくり出されたのは、農場で農作物を食いあらずネズミを退治するためでした。
ミニチュア・シュナウザーの特徴である長く硬めのひげや眉毛はネズミからの反撃を守るために残されたとも
言われています。その後も番犬としての役割や、警察犬、救護犬など幅広い仕事をこなし、
非常に賢い犬種として知られるようになりました。その賢さから徐々に愛玩犬として飼われるようになり、
アメリカでは人気犬種のトップ3にもランキングされるほどになりました。

一応テリアに分類されているが…

ミニチュア・シュナウザーはテリアグループに属していますが、通常のテリアグループとは外見的な特徴が少し異なり、
非常にたくましく、筋骨隆々といった感じです。これには理由があり、実はミニチュア・シュナウザーは
テリアグループに属していると言いましたが、テリア後は入っていないという説があるのです。
そのため、アメリカのケンネルクラブではテリアグループに属しているミニチュア・シュナウザーも、
イギリスのケンネルクラブではテリアグループに分類していません(イギリスでは
ミニチュア・シュナウザーにテリアの血がまったく入っていないとさえ言っています)。

その他の外見的特徴としては、被毛が非常に密集していて、しかもワイヤーのように非常に剛毛だということです。
毛色に関しては黒やシルバー、ソルト・アンド・ペッパーなどが代表的ですが、
バリエーションも非常に幅広くなっています。最近な白いミニチュア・シュナウザーも出てきていますが、
白のミニチュア・シュナウザーを認めていない地域もあります。

飼育のポイント

性格的には、既出の通り非常に賢く、好奇心も旺盛な犬種です。飼い主にも非常に忠実で献身的であり、
番犬として最適と言えます。ただし、非常に賢いことが裏目に出ることもあるので注意が必要です。
例えば、飼い主が信頼出来ない人だと判断してしまうと、それからは飼い主を見下した態度をとったり、
攻撃を仕掛けたりするようになってしまいます。ですから、ミニチュア・シュナウザーを飼育する場合には、
飼い主としての自覚をしっかりと持つ必要があります。

飼育する上で気をつけることですが、運動に関してはそれほど多くは必要ありません。
庭があるなら庭で遊ばせてあげれば十分ですし、散歩もそれほど長時間する必要はありません。
被毛が非常に密集していて硬いので、こまめにブラッシングしてあげないと、絡まってしまって大変なことになります。
トリミングも出来れば1ヶ月から2ヶ月に1度は連れて行ってあげましょう。