ノーリッチ・テリア

ノーリッチ・テリアについて

イギリスでねずみ取り用の犬としてテリアが大切に扱われてきましたが、1880年頃になると小型のテリアが登場します。
この当時はケンブリッジ大学の学生の間でこの小型テリアを飼うことが流行っており、トランピントン・テリアなどいくつかの名前で呼ばれることとなります。

1900年頃になると、ラグズという名前のトランピントン・テリアノーリッチ市に移ることとなり、優れたねずみ取りの犬として名前が有名になります。
そして種犬としても人気が出て、やがて多くの子孫を残し、現在のノーリッチ・テリアの基礎となります。

その後子孫の1頭がアメリカに渡り、この犬が愛らしかったためにやがて人々の間でなつく愛想の良い犬としてイメージが定着します。
この犬の飼い主がジョーンズと言う名前であったために、飼い主の名前にちなんでこの犬種を紹介するときには、ジョーンズ・テリアと紹介されました。
そしてキツネ狩りに参加し、その狩猟能力を発揮し、1936年にノーリッチ・テリアに認定されます。

最初は耳の種類で立ち耳タイプのみが認定されましたが、やがて垂れた耳のタイプもいることがわかり、こちらの種類はノーフォーク・テリアと認定されます。
テリアはあまり華やかなイメージはありませんでしたが、狩猟能力があるのと同時に、ドッグショーの中でも高い評価を得ました。
しかし評価は高いながらも、ペットとしての人気はあまりありません。

性格や外見

作業犬の中でも、最も小さな犬の一つであり、頑丈でがっしりした体格を持っています。
小さな体のおかげで、狩猟時は狭い道でも通り抜けることが出来、鋭い歯で獲物を仕留めます。
獲物を巣穴などの中まで潜り込んで捕らえるために、漁師はこの犬のしっぽを掴んで穴から引き出します。
毛は二重構造になっており、ハリガネのように硬い上毛が体を守っています。

冒険などが好きであり好奇心が旺盛です。
狩猟犬であるために、小動物を見つけるとすぐに追いかけていきます。
活発であり遊び好きであり、挑戦したがる性格であるので、飼い主はそんな性格を理解できる人でないと飼うのは難しいです。

飼うとするなら毎日散歩させたり短い距離を走らせたりと、足をよく動かす運動をさせると良いです。
走り回ることが特に好きなので、足場の良い場所で十分に走り回させるのが良いですが、その時でもリードは外さない方が良いでしょう。
リードがないと、どこへでも好き勝手に行ってしまいます。

暖かい気候の時なら1日中外で遊ばせても大丈夫ですが、普段は室内にいさせるほうがいいでしょう。
そしていつでも好きなときに庭に出られるような環境を作るのが理想的です。
硬い体毛は週に1回から2回コーミングをして、年に数回はむだ毛を取り除いてあげるようにしましょう。