シー・ズー

シー・ズーとは

このサイトでは、様々な犬種を紹介していきますが、まずはじめに紹介するのは「シー・ズー」です。
なぜ、シー・ズーかというと、私が飼っているからという理由です。
シー・ズーは中国では「獅子狗(シー・ズー・ゴウ)」と呼ばれており、皇帝の寵愛を受けるような、とても高貴な犬として飼育されていました。
シー・ズーはパグやペキニーズ、ラサ・アプソと同じルーツを持つと言われていますが、定かではありません。
ウィキペディアにはシー・ズーが「ラサ・アプソとペキニーズを掛け合わせて作った小型犬」と紹介されていますが、これも本当かどうかわからないというのが事実です。

シー・ズーという名前が記録として残っているのは、1600年代中頃がはじめです。
清の時代にチベットのダライ・ラマが中国との友好の印として皇帝に献上したという記録が残っています。
その後も両国友好の印として何度かシー・ズーが中国皇帝に献上されているそうで、最後は1908年に西太后に贈られているということです。
このように、シー・ズーは中国皇帝や貴族の間で愛玩犬として非常に大切にされましたが、西太后の死後、溥儀はあまり犬に興味を示さなかったようで、その後は庶民の間でも飼育されるようになりました。

シー・ズーの外見の特徴

ちなみに、当時のシー・ズーは現在のものとは少し容姿が異なり、全身が長い毛で覆われていたそうです。
これは獅子狗という名前のようになるべくライオンに似た容姿を創りだそうと交配が行われた結果だということです。
現在のシー・ズーの容姿は、中国からイギリスに持ち出されたものがイギリス国内で改良を加えながら繁殖を繰り返した結果生まれたものだということです。

ただし、現在のシー・ズーも毛を伸ばせばロングコートのような感じになります。
実際、私が今飼っているシー・ズーも地面に毛が届くほど長く伸ばしています。
皆さんが目にするシー・ズーはショートカットのものが多いと思いますが、それは手入れが大変だからとか、シー・ズーが暑さに弱い犬種だからという理由があります。
私は長い毛のシー・ズーの見た目が好きなので毛を伸ばしていますが、確かに手入れは面倒です。

飼育のポイント

シー・ズーを飼ってみたいという人も多いと思いますが、飼育する上で注意点がいくつかあります。
シー・ズーは無駄吠えも少なく人間にもよく懐くので飼いやすい犬種ですが、プライドが高くて頑固です。
躾は少し時間が掛かるかもしれません。
また、健康面でも比較的丈夫な犬種と言えると思いますが、鼻の短い犬に共通する問題として呼吸器系の疾患が多いので注意が必要です。
また、皮膚疾患も多く見られ、私の飼っている犬もマラセチア菌による皮膚病を患っています。

さらに、病気では心臓病も多く見られます。
これはシー・ズーに限らず小型犬全般に言えるのですが、心臓の僧帽弁に問題が出てくることがよくあります。
実際、私が以前飼っていたシー・ズーも僧帽弁閉鎖不全で亡くなりました。
僧帽弁閉鎖不全になると心臓に負担をかけないように血圧を下げる薬や利尿剤などを使って病期の進行を抑えることになりますが、結構なお金がかかります。
できれば将来のためにも、「PS保険」のようなペット保険に加入しておいたほうが良いかと思います。